永遠の幸せを
「本当にありがとうございます。天城さん」


俺は医局長として、マネジャーと出ていく天城を裏口まで案内した。



「いえ、東亜の病棟の子供たちは明るいですね…先生や看護師さん、スタッフの皆さんのおかげかな?」



「…貴方が子供たちをこうして励まし、パワーくれているからです」



「また、来ます…それじゃあ~」



天城は軽く手を振って、マネジャーと裏口の外に出た。



小さな東亜の分室病院に移転されそうになった小児科。


美紅の父である桐生議員のおかげで、元のそれ以上の充実した医療体制を整えるコトが出来た。



俺一人では多分、無理だったと思う…


全ての人に感謝のキモチを送りたいーーー・・・







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