永遠の幸せを
「俺が君のお父さんと話をして、説得する。だから、俺に全てを委ねろっ!」



「圭…吾」



「…俺はずっと君を…」



俺は彼女を落ち着かせて、座らせる。



彼女の持っていた中絶同意書の紙は破り捨てた。



「圭吾…」



「飲み物淹れてやるから、座ってろ…カフェインはダメだな…ミネラルウォーターでいいか?美紅」




「うん」




「待ってろ…」



俺はキッチンに立って冷蔵庫から取り出したペットボトルのミネラルウォーターをグラスに注ぐ。


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