3秒小説
ひゃくにじゅういち


突然、体が揺れだした。


地震かと思ったが、部屋の物は微動だにしていない。わたしの体だけが、ひとりでに揺れていた。


揺れは激しくなり、まともに立っていられなくなって、わたしの体は窓から外に落ちた。



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