3秒小説
ひゃくさんじゅうはち


「あの、これ、食べてください!」


後輩の女子が、顔を赤らめながら、おれにタッパーをさしだした。


中には、何か赤黒い肉のようなものがつまっていた。


ふと、彼女の足にたくさんの包帯が巻かれていることに気がついた。


「食えよ」


彼女の声色が変わった。
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