3秒小説
ひゃくろくじゅうよん


終電の人のいない電車の座席に、ひとりのきれいな顔の男の子が寝そべっていた。


その男の子の口から、つうっと血が流れだし、まっすぐにわたしの足元に向かってきた。



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