3秒小説
にひゃくにじゅうさん


夕方、教室の窓からグラウンドを見たとき、


首の折れ曲がった少年がサッカーボールで遊んでいるのが見えた。



目が合うと、少年はさらにちぎれそうなくらい首を曲げてこちらを向いた。


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