3秒小説
にひゃくさんじゅうきゅう


夜中、トイレに向かって歩いていると、顔を真っ黒に塗りつぶした男が突然あらわれて、私の首を強くひきちぎった。


男は私の首をしばらく見つめたあと、


「間違えた」


と言って、私の死体を残したまま、その場から去っていった。




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