3秒小説
にひゃくよんじゅうさん


夜中、彼氏とふたりで歩いている時、上から、


「すいません。ちょっといいですか?」


という声がした。


彼が、「はい?」と答えた時、


彼が消えた。


その場に、彼のスニーカーだけが残された。




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