3秒小説
にひゃくよんじゅうよん


深夜、海沿いの道を歩いていると、人魂を見た。


それは、すう、とこちらに飛んできて、わたしの口の中に入っていった。


すると、めき、めき、とわたしの顔の形が変わりはじめた。頭がぼうっとする。


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