3秒小説
にひゃくはちじゅうよん


バレンタインデーの日、学校の靴箱に、


「先輩へ。わたしのです。食べてください」


という手紙付きの小箱が入っていた。




箱を開けると、中には血に濡れた歯がぎっちりとつまっていた。




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