3秒小説
にひゃくきゅうじゅうに


「ひきずりまわしてあげようか」


朝、大きな体に、子供の顔を持ったひとが、いきなりわたしの前にあらわれて言った。


「ねえ、ひきずりまわさせてよお」




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