3秒小説
ごひゃくななじゅうご


夜、ビルの三階から、こちらを見下ろす白い顔を見た。


最初は、誰かが窓からのぞいているのかと思ったが、すぐに、確かあそこには窓がないことを思い出した。






顔が、おりてきた。



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