3秒小説
ななひゃくじゅうよん


夕方、忘れ物を取りに、薄暗い校舎にもどった。


階段の踊り場で、ちぎれた子供の下半身だけが、激しくのたうちまわっているのを見た。


< 714 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop