3秒小説
ななひゃくはちじゅうはち


「痛いよ苦しい吐きそう」と、目の前でもう死んでいるヤツが蠢き叫んでいる。目をあわせてはいけない。視線があったら引き込まれる。私は目をそらした。


目をそらした先に、もう一人いた。

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