3秒小説
ななじゅうく


弟が誕生日プレゼントだと言って、ラッピングされた箱を私にくれた。


「・・・・・・お姉ちゃんが好きなものを用意したから」


と弟が言っていた。









箱の中には、私が好きなバスケ部の先輩が、ぐちゃぐちゃに潰されて詰められていた。


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