3秒小説
はちじゅう


夕方、学校からの帰り道。


マンションの三階のベランダから、男の子がこちらにむかって、手をふるのが見えた。


微笑ましく思って、手をふりかえすと、




男の子の首がのびて、かわいらしい笑顔が目の前にまで迫ってきた。



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