3秒小説
はっぴゃくご
目覚めた瞬間、体の感覚がすごくおかしいと思った。そうだ、おれは確か自殺をして・・・

ベッドの横に立つ、顔を真っ白に塗りつぶした女が言った。

「電車に轢かれて、バラバラになったあなたを、ホッチキスで繋げて治したの。大変だったのよ」



自分の体を見た瞬間、おれは吐いた。

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