3秒小説
はっぴゃくじゅうよん


深夜、ふと目を覚ますと、首のないひとが、ベッドの横にいた。

「呼んだ?」

と聞かれた。わたしは首を横にふった。そのひとは、

「いや、呼んだでしょ?」

と言って、わたしの足を強くつかんだ。

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