3秒小説
はっぴゃくにじゅういち


放課後、同級生の埋められっ子が、校舎裏の地面に埋められているところを見た。

ひどいことするな、と思ったけど、あの子を助けたら、きっと私も埋められるので、見てみぬふりをした。

先生たちは気づいてないけど、校庭にはもっとたくさん埋まっている。


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