3秒小説
はっぴゃくにじゅうよん


「やべえ、なんかカミサマみたいなのつかまえた。どうしよ?」


私のスマホに、そんなメールがきたのを最後に、彼はいなくなった。


部屋には、彼のはがされた頭皮だけが、壁にへばりついていたのだという。






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