3秒小説
はっぴゃくごじゅうよん


彼女のバッグの中に、大量の小さなクギが入っているのを見つけた。

「もしものときのためよ。暴漢に襲われたら、これを相手の目に入れるの」

使ったことあるのと聞くと、彼女はにっこりと笑いながら、

「効くのよ」

と言った。

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