3秒小説
はっぴゃくろくじゅう
深夜、ベッドの近くから、

「頭がないよう、頭がないよう」


という子どもの泣き声が聞こえた。




そのあと、耳元で、にごった声が



「あんたのくれよ」

< 860 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop