3秒小説
はちじゅうなな


耳元で、


「かきゃきゃきゃきゃっ!」


という笑い声が聞こえてきた。






老人の顔をしたトンボが、私の右肩にとまっていた。



< 87 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop