3秒小説
はちじゅうはち


気がつくと、私は薄暗い空間にいた。足元が、なんだか粘ついている。




「きみも、がびぜろさまにたべられたんだね?」




壁にへばりついている、どろどろに溶けた何か人の顔のようなものが、話しかけてきた。




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