3秒小説
はっぴゃくはちじゅうに


夜、彼はオバケが出るという廃屋へ、ひとりで肝試しに行った。


それから、何があったのかはわからない。


早朝、彼のちぎれた片腕だけが、ひとりでにはいずりながら帰ってきた。
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