涙の殺し屋


「本当にできるのですか!?」


『まぁ、そのくらいのことはできるけど~、でも、代償もらうぞ?』


「どんな代償なのですか??」


『ん~、お主の体?ワシこの洞窟からでることができないからお主の体を使ってここをでる』


「か、体!?では私はどうなるの‥」


『お主はわからない、ワシがお主の体に入りこんだとき魂があるか、ないか』



「そんな‥」


『やるのか、やらぬのか?』


お母さまを生き返らせても私がいるかわからないなんて‥


コワイ‥



でも‥お母さまには生きてほしい

『やらぬならもう‥』


「やります!!お母さまが生き返るのなら!」


『そうか‥、ではもう少し湖によれ』


「わかりました、このくらいでいいですか?」


湖に近づくと急に意識がもうろうとし、その場に倒れ込んでしまった




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