MEMORY-君と過ごした夏-




「シロ!!」


花壇の横の木。


そこにシロは寄りかかっていた。


「ねえ、どうしたの?!シロ!!」


シロを抱きしめる。


今にも折れそうなくらい…頼りなかった。


「僕…もう、行かなきゃダメみたい」

「行かなきゃ、って…なんで?!」

「君の願いを…叶えたから」



ハッとして、シロを見る。





だんだん、だんだんと…身体が透けていっていた。






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