車椅子から見える愛


ホルモン療法中、だんだんとかりんの顔が丸くなってきた。食欲も凄くて、あんなにミルクを飲むのに時間がかかっていたのに、すごい勢いであっという間に飲んでしまう。


そして、もっとくれーというように泣き出す。困ったものである。次のミルクの時間まで泣き続けるのだから。


そしてやはり眠りは浅い。


お昼寝してる間に、私はお風呂へ行くのだけど、絶対途中で起きてしまうのだ。一応看護師に声をかけて行くのだけれど、見てくれるわけではない。


私はお風呂に時間をかけられないので、短時間で済ませているつもりなのだけど。


ギャーギャー泣き喚いているかりんに気がついてくれる看護師もいる。


ごく、たまに。


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