車椅子から見える愛

漢方薬は飲みづらい。苦味は嫌いではないのだが、お湯に溶かして飲んだ方が良いということで湯のみにお湯を入れて、その中に薬を入れて混ぜるけれども溶けないのである。1日3回それをやるのも面倒である。


カウンセラーと面接をした。カウンセラーと話していると自然と笑ってしまう自分がいた。やはり聞くことに関してのプロだなと思う。


やはりカウンセリングは必要だということで、面接してくれたカウンセラーに週1回カウンセリングをしてもらうことになった。


カウンセリングははじめてではない。涼太が担任のせいで情緒不安定になりクリニックを受診していた時に、私自身もカウンセリングを受けたからだ。


私はお喋りではないが、カウンセラーの前ではほんとに1時間ずっと喋り続ける。話すってことは大事なことなんだと思う。


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