車椅子から見える愛
丁度その頃、研究所から帰ってまもなくだったと思うんだけど、私が一歳半くらいのときだったと思う。
いつものように畳の上、私の身体が痛くないように、柔らかい敷物の上に寝かされていたときのこと。
母はトイレ以外は私から離れないような生活をしているのだけど、そのときも私のそばにいてくれてたのよ。
母は私を見ていると、私が急に横向きになって顔を敷物にくっつけるようにして、もがいていた……。
母にはもがいてるように見えたらしい。脳性麻痺は緊張という、独特の身体を強張らせるような動作をしたりするから。
そっくり返って泣いたり、またそういう動作の一つなのかな?と思って見ていたんだと思うのね。