Blood Tear
日は沈み街灯が道を照らす中、彼方此方に点在する飲食店は大盛り上がり。
酒を飲み肉を食べご機嫌なのか四方から聞こえる笑い声。
酔った客は頬を赤く染め踊りながら歌を歌う。
ウェイターは手慣れた様子で客をさばき、キッチンではシェフが手際良く料理を作る。
行列ができ人気のある様子の店の前、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出す店の前、様々な店の前を通り過ぎ昼間のように賑わう街中を歩くコウガ達4人。
夜も遅いのでシェノーラと会うのは明日にしようと言い出したジーク。
さっさと要件を済ませてしまいたいという思いもあったが、疲れの溜まった彼等は何も言わず宿を探すジークの後を追う。
暫く歩いた後、三階建ての小さな宿の前で足を止めたジーク。
彼はその宿の中へと入って行った。