Blood Tear
シェノーラを救う手助けをして欲しいと言われたコウガ。
レグルの頼みに断る理由はないと引き受けたコウガはシェノーラと話をしようと彼女に会いに向かっていた。
屋敷に入ったコウガはカイリを先頭に目的の場所へと向かうのだが、中々先へ進めずにいた。
ローグがそろそろ帰って来る時間である為、兵士達は全員屋敷へ戻り侍女達は慌ただしく廊下を走る。
何処を通ろうが誰かと出会しそうになり、先へ進む事が不可能なのだ。
どうしたものかと頭を悩ませていると、突然屋敷の中が騒がしくなった。
兵士達は廊下を走り、侍女達は部屋へ籠もる。
侵入者が出たと言う声を耳にし、バレてしまったかと慌てたが兵士は全員外へ向かう。
何が起こったのか分からずそっと窓の外を眺めると、屋敷の庭では兵士達が2人の侵入者と対抗していた。
「……レオン、クレア……?」
ローブを羽織る2人はよく知る人物で、驚いていると2人は兵士と争いだした。
決して武器は使わず大勢の兵士達と争う2人。
屋敷を自由に動けるようにと囮となり兵士達の気を引きつけてくれた2人に感謝しながらコウガ達はシェノーラの元へと急ぐ。