【完】まりあ ~人魚姫の涙~
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夢の中で俺は兄を探しに、近くの海岸まで来ていた。
その日はポカポカと暖かい日差しが俺を包みこみ、キラキラと輝く海を見ていた。
ボンヤリと海の景色を眺めていると、不意に海面から何かが飛びだしたのが目に入る。
大きな魚か?
その魚は飛び跳ねたと同時に大きく円を描きながら、また海へと潜った。
飛び跳ねたとき一緒に舞った水滴が太陽の反射によって輝いて見え、目が離せない。