【完】まりあ ~人魚姫の涙~
涙ぐむ私の目じりをそっと指で拭い、その場所にキスを落とした。
前世ではこういった事は普通にしていたかもしれないけど、今の私にはこういった事に対しての免疫がないから恥ずかしすぎてうつむいてしまう。
「顔…、上げて?」
「は、恥ずかしいよ…」
顎を持ち上げられジッと顔を見られてしまった。
赤かった顔がますます赤くなり多分、頭から湯気まで出ていたんじゃないかと思う。
それくらい恥ずかしかった---
だって、本当に大好きな人からキスされるんだもの。