【完】まりあ ~人魚姫の涙~
好きだと言う自分の気持ちを押し込み、私の事を応援してくれている蒼ちゃんの気持ち…、
痛いほどよく分かる---
小さい頃からずっと、私の事を見守ってくれていた蒼ちゃん。
蒼ちゃんがいなかったら、今の私は私じゃなかったと思う。
私は本当に蒼ちゃんが大好きだよ…。
ただ、蒼ちゃんの好きとは違う意味でだけど---
「…本当はいかせたくないんだ。応援するなんてキレイ事、言いたくない…。でもここで無理やりまりあを俺に向かせたところで、まりあが俺に笑顔を向けてくれる事はないと分かってるから…」
「………」