【完】まりあ ~人魚姫の涙~


裕也さんの唇に手の平を置いた。




それ以上、言ってはいけないと---




目を見開いて驚きを隠せない裕也さんに、私は微笑んだ。




「…裕也さん。さっきも言ったけど、これから私がする事…覚えていますか?」




今だ私の手の平を口元に置かれている裕也さんは、ユックリと頷く。




「全てが終わったら…」




そう言って裕也さんの口元から手を離そうとしたところで、すぐに手を捕まれた。


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