僕等存在革命部

「まあね。そんなことより皆座って。自己紹介、自己紹介!」
「そんなの今更じゃね?」
「いいじゃない。部活らしくって。」

窓際にある結構大きめのテーブルに着かせる。
テーブルも勿論木でつくられているが、全体を白で塗られている。
私のお気に入りだ。


「じゃ、いまから『存在革命部』の自己紹介を始めるわよ。」
私の合図で皆拍手をする。
かったるそうな顔でしているものもあるが、それは気にしない。

「じゃあ、部長のこの私からいくわね?」
「モチ、OK」

「えーと、蒼空乃伊織。この部の部長です。もしも、このテーブルに落書きをした人がいれば、すぐさまソイツをフルボッコにするので、肝に銘じてくださいな。」
笑い声が登る
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