はやく俺を、好きになれ。
「真優…二度と他の男とキスするなよ」

「うん」



そう言ってまたも真優の瞼にキスを落とす。



「……陽、ごめんね」



声が震える俺に気付いたのか見上げながら言ってきた。今更だがコイツ、まじで小せえな。抱き締めるとそれがよくわかる。



「…真優、鈍いのかも。 今まで陽の気持ちに全然気付かなかったもん」



ああ。全くだ。


何で気付かねえんだよ。お前以外の奴等は殆んど(不可抗力で)、知ってたってえのに。


あからさま過ぎるらしく知らねえうちにバレていた。
< 177 / 200 >

この作品をシェア

pagetop