はやく俺を、好きになれ。



そうか。そう言えば俺達はもう両想いだったんだ。なら真優は彼女で俺は彼氏になるのか。


彼氏、か。真優の、彼氏。


彼氏、


彼氏、


彼氏、


彼氏…
























――――――彼氏だと!?



「ぶはっ!」

「きゃあっ」



鼻血を吹き出した俺に真優はすかさず距離をとった。
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