だから、恋なんて。
あぁ、ダメだ、ほんとに眠くて、疲労感満載の頭が働かない。
要は、私が知らない間にチャラ医者と私の周囲は結託していたようで、どうやらアイツは私のことを本気のようで、雫は宣言通りきちんと決着をつけてきたってこと。
じゃあ、私もちゃんと肚をくくって、アイツに気持ち伝えなきゃだよね。
「…オッケー!私も頑張るよ」
勢い付けにランチプレートのチキンを頬張って、二人の顔を交互に見る。
もうすでに食べ終えてコーヒーを飲んでいる二人は、示し合わせたようにプッと吹き出す。
「ちょっとぉ…笑うコトないじゃない」
「だって、ヒドイ顔してますよ?」
「もう目の下のクマだってすんごいことになってる」
「え……そんなに?」
「早く帰って寝た方がいいです」
「そうそう。それに、アンタが頑張らなくてもちゃんと結城先生がわかってるから」
「……それって、どういう…」
「はいはい。もうタクシーで帰ってください。私お店の人に呼んでもらうんで」