山猫彼女
昨日の夜、雨が降ったらしい。

水たまりが出来ている
水たまりを覗くと

薄紅色の髪と真紅の眼が見える。

(薄紅色と思えば楽だが)等と思って
いると後ろからいきなり蹴りを喰らい
水たまりに落ちた。


振り向くと、
いつもの不良三人組が立っていた
「おい、雑魚いつ髪をピンクに
 染めたんだ、おぅ?」

「こいつ、生まれ付きだからしょうがな いですよ~兄貴」

「じゃ、だせーから髪を抜いてやるか」
 羽交いじめにされ髪を引っ張られる
 
何とか抜け出し


俺は泣きながら逃げ出した。後ろから
笑い声が聞こえる。


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