空色ホイッスル



「2年ですけど、俺も言っていいですか?」



手を遠慮しながら小さく上げたのは梶くん。



「俺も副部長と同じ意見でベスト16からベスト8に入れたのはなんだか夢のような気がして



ベスト4まではなかなか自分たちが残ってる想像ができません。



なので俺たちには上を目指すよりキープする方が適切ではないかと思い…ました。



大口叩いてすみません…」



一度頭を下げてから梶くんは席に着いた。



梶くん……。



そこまでチームのことを考えていたなんて。



いつもみんなをからかってばっかりだった梶くんが、



あんな真面目にみんなの前で言っていてとても印象的でびっくりだった。



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