空色ホイッスル



私はその理由がすごく大事な気がして、手に付いたチョークの粉をはらって、



ポケットからメモとボールペンを取り出した。



「俺が言ってもいいか?」



そう言ってきたのは部長の隣にいた副部長。



「ああ、今思ってることを全部みんなに聞かせてくれ



ベスト4を目指す奴らを納得させようと思って話そうと思わなくていいから」



部長がそう告げると、副部長は一度息を吐いてから話を始めた。



「……分かった。俺たち去年まで大半の成績がベスト16だった。



それが今年の前回の大会はベスト8という結果を残せたのは事実には変わらない。



けど、俺には次の大会でもベスト8を叩き出せるか正直、自信がなくて夢のような気がする。



それなのにその上のベスト4を目指すというのはあまりにも俺には遠く感じられた……」



副部長の理由を聞いた1人が動いた。



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