空色ホイッスル
-パタン。
「終わった!次に行かなくちゃ!」
エナメルのスポーツバッグに全て中に閉まって、肩に背負った時……
「芽衣!!」
という声がどこからか聞こえた……気がした。
くるくる色んな方向を向くけど、誰も近くにはいなくて
なぁんだ!空耳かと思って、近くの出口に向かおうとすると
「芽衣!!」
というさっきよりも大きい声が聞こえた。
もしかして……と思って、その声のする方へ振り向いて見ると、
ユニフォーム姿の一ノ瀬くんがこっちに向かって走ってくるのが目に入った。