空色ホイッスル



-パタン。



「終わった!次に行かなくちゃ!」



エナメルのスポーツバッグに全て中に閉まって、肩に背負った時……



「芽衣!!」



という声がどこからか聞こえた……気がした。



くるくる色んな方向を向くけど、誰も近くにはいなくて



なぁんだ!空耳かと思って、近くの出口に向かおうとすると



「芽衣!!」



というさっきよりも大きい声が聞こえた。



もしかして……と思って、その声のする方へ振り向いて見ると、



ユニフォーム姿の一ノ瀬くんがこっちに向かって走ってくるのが目に入った。



< 62 / 450 >

この作品をシェア

pagetop