空色ホイッスル



「試合が終わった後、一ノ瀬くんに話しかけられて……



あの言葉を聞いて、びっくりしてすっごくどっちにしようか迷ったけど



私は一ノ瀬くんの最後の言葉を聞いて信じることにした。



でも、一ノ瀬くんから連絡が来ることがなくて、時間が経つたびに信じるって決めたことすらすぐに薄れて行って



そしたら私は……一ノ瀬くんは番号をいろんなマネージャーから聞いて、番号集めをしていて



暇になった時に私は呼ばれたりするのかなって



一ノ瀬くんのことまだまだ何にも知らないのに疑って思うようになってきて……



本当にごめんなさい」



正直に言ったことで半分はすっきりしたけど、



傷付けたり、怒らせたりしたか不安で気が気じゃなかった。
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