君の存在が笑顔になる
私は千太郎のベッドに横たわり、ゲームする2人を最初は見ていたけど、いつの間にか寝てしまった。


「あら、桜香ったら、寝てるの?起きなさい、桜香…ほら…」


買い物から帰ってきたお母さんが起こす声が聞こえてきたけど、瞼が重くて開かなかった…。



「桜香、桜香!起きろよ。バーベキューするって。桜香!早く起きて」


肩を揺すぶらされて、ようやく目を開ける。


「やっと起きた…」


ため息をつく千太郎がいた。


「あ、ごめんね。あたし、寝てた?」


「うん。ほら、みんな庭にいるから行こう」


千太郎に腕を引っ張られて起き上がる。
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