我が家の家庭事情
「舞姉、お弁当作ってるの?なら俺、何か手伝うよ」
「ありがとう。今から朝ごはん作るから、
洗濯外に干してきてくれないか?」
「分かった」
雄大はふわぁぁ、と大きな欠伸をしながら、
洗面所の方へと消えていった。
朝ごはんの用意をしていると、匂いにつられて起きてくる弟妹<キョウダイ>たち。
「舞姉、おはよう」
「おはよう智華<チカ>」
松島智華、小学四年生。
私の下の妹だ。
早くも身支度を整えたのか、服を着替えている。髪にも寝癖ひとつない。
私に似て、ごはんの前に全てをやってしまわないと気がすまないらしい。
几帳面で便りがいのある、しっかり者だ。