ホモを戦闘中!!【vs高尾和成】
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『ふはあ!やっと終わったあ~』
はぁ、案外一人で掃除したほうが集中できてよかったかも
でも、
一人だったから時間かかっちゃたなぁ
そして私は掃除道具を掃除箱にしまい
帰宅するために
体育館の表にでる
そういや、バスケ部ってここで練習してたよなぁ...
高尾くん練習してるよね...
ちょっとだけならいいよね...
私は足を止めてそっと体育館の中を覗く
『わぁ...』
そこにあった光景は私がいつもみてる世界とは
まったく異世界
だった
キュッキュッ
バッシュが床を擦れる音
ダムッダムッ
ドリブルの音
そして...
私の目線は1点だけを捉える
「よっしゃ!」
光る汗に
そして何より輝く笑顔をする
高尾くん
バスケをしてる高尾くんはいつもより何十倍も輝いてて
この目はきっと高尾くんを追うためにあるのかなぁ...
そして私は暫くこそっとバスケ部を見物していた
あの時、すぐに帰っていれば
こんなつらい目に合わなくて済んだのにと思う
そう、私は見てしまったのだ...
高尾くんが緑間くんに抱き付いて耳キスをしているところを...
