何でもない言の葉
ピンク





ピンク弾ける。

君が笑う。

大きく手を振って、はやくはやくと俺を呼ぶ。

胸いっぱいに吸い込んだ風。

ふわりふわりと甘い匂い。

隣に座って見上げると、さわさわ、さわさわ、歌う声。

君が笑う。

お腹が空いた、と広げた弁当に一片落ちる花弁を目で追った。

あぁ、なんて素敵な日曜日。





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