二重人格神様~金と碧の王~
前には分からなかった、意外な一面。そんな所が好き。
「…海鈴さん」
名前を呼び、横に寝転がる彼の上に寄り添い頭をおけば、"いのり、頭重いよ"と、言われる。
「我慢してください」
「えー」
「我慢です。それより」
「ん?」
ブルーの瞳で私をみつめ、その瞳をまっすぐにみる。
「さっきの続き、しませんか?」
「え?!」
「ねっ?」
「いのり、最近そうやって誘うの上手くなった。いいよ。誘いにのってあげる」
促す私に、海鈴さんは断ることなく、優しいキスが落ちそのまま熱に溺れそうになる。
そのとき、ムードを壊すようにあることが頭に浮かび、彼の胸を押し戻す。
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