二重人格神様~金と碧の王~


前には分からなかった、意外な一面。そんな所が好き。



「…海鈴さん」

名前を呼び、横に寝転がる彼の上に寄り添い頭をおけば、"いのり、頭重いよ"と、言われる。


「我慢してください」

「えー」


「我慢です。それより」


「ん?」


ブルーの瞳で私をみつめ、その瞳をまっすぐにみる。


「さっきの続き、しませんか?」


「え?!」

「ねっ?」

「いのり、最近そうやって誘うの上手くなった。いいよ。誘いにのってあげる」



促す私に、海鈴さんは断ることなく、優しいキスが落ちそのまま熱に溺れそうになる。

そのとき、ムードを壊すようにあることが頭に浮かび、彼の胸を押し戻す。












< 159 / 513 >

この作品をシェア

pagetop